8TeVデータとヒッグス

8TeVエネルギーで4/5から物理解析用のデータ取得を開始して、LHCのメンテナンス等(10日間)でとりあえず今年の第一弾のデータ取得が終了。4/20までで約0.8fb-1のデータです。Z粒子などは昨年と同様のレベルで見えていることは確認できていますが、夏の会議に向けての本格的なデータ解析はこれからです。
125GeV付近のヒッグス粒子に注目すると、7TeVから8TeVにエネルギーを上げたことで約25%ほど多く生成されます。つまり、今年の0.8fb-1は昨年の1fb-1に相当します。ヒッグスは7月上旬のICHEPという会議がターゲットです。