going even further !! ( 1.18TeV , first beam-1 then beam-2 )

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  • step-0 : Beam-1 時計まわり 周回中
  • 21:49 横軸時間、縦軸 beam energy が表示されているプロットに 450GeV フラットとは異なる場所に点が打たれる。さらに energy の値は伸び続け ...
  • 21:57 1.2TeV のちょっと下 ( 有効数字3つでは値を読み取れない ) まで到達

次 beam-2 反時計 まわりは LHC 公式情報ページから cut & paste して

  • A new record. Both beams in LHC reach 1.18 TeV at 00:42 on 30 November.

# 画面の snap-shot を添付すれば一瞬なのだが ...

energy ramp-up >> RF frequency 上昇 >> Front-End electronics に配布される clock frequency も上昇 というか、少し加工されたものが direct に我々のエレクトロニクスにも配られる。夏頃から その RF変化を模擬した clock generator で Electronics がコケないか、秋に入って LHC Dry-run (beam は入れずに 想定procedureにならって 7TeV 相当まで RF をオペレートすること for both proton & Pb) と称する実際の RF から配られる clock でデータ収集が止まることがないかをテスト、修正してきました。最終チェックで問題は報告されなかったのでATLASの全ての sub-system ALL-OK かと思ったら、Energy Ramp-up の最後で一部がこけた検出器がヒトツあり ... 多分、chance coincidence ではなく、ある確率で起こる問題に今回ヒットしたのでしょう

energy ramp-up 自体は人の仕事で モニター越しに見ていただけではありますが ... ともあれ Good News !!

石野 (KEK)


おまけ CMS public e-Log の絵を拝借