はじめまして 東大素粒子センターの磯部です
皆様、はじめまして。
東京大学素粒子物理国際研究センターの磯部です。
私はATLAS実験で主に実験データを解析する為のコンピューティングに関する仕事を行っています。
東大素粒子センターにはATLAS実験データの解析拠点の一つとなる地域解析センターが設置されており、この解析センターにある資源のうち一部は先に坂本先生から紹介があったLHC Computing Gridで使われています。
Gridといえば私の記憶に新しいのがプレイステーション3を使った「Folding@home」プロジェクトです。これは米スタンフォード大学が進めているタンパク質構造解析のためのプロジェクトで、インターネットに接続されたアイドリング状態のパソコンやプレイステーション3などの資源を利用するものです。一方LHC Computing Gridは同じGridでもこのプロジェクトとはかなり異なった要素を含んでいます。特に大きく違うのはLHC Computing Gridの場合、実験で得た膨大なデータ(数ペタバイト/年!!)を如何にして効率よく・速く処理するかが重要である所だと思います。
私の記事では主に東大にある地域解析センターの話を中心として、コンピューティングの話をできたらと思います。