LHC first beamを見守る研究者たち@CERN

東大素粒子センターの田中(純)です。

今日のLHCコントロールルームには限られた人しか入場できないため、
CERN所内でも複数の会場から研究者たちがLHC first beamの様子を見守りました。

Main Auditorium(最大の会場)の様子を紹介します。
9:00の時点ですでに満員で立ち見あるいは通路に座って見るという状態になりました。

前方のスクリーンで9:00までのカウントダウンを行っている(6分46秒前)。



会場の前側の様子。


会場の後ろ側の様子。


時計回りのビームが1周してモニターに2つのスポット(出発するビームと1周してきたビーム)が同時に見えたとき(10:30ごろ)、最も大きな歓声が起こりました。
(反時計回りのビームは15:00ごろに初めて1周しました。)

1年ないし2年後、この同じ会場で今度は実験グループ側がSUSYやHiggsの発見の発表を行っているはずです。